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BDな日々

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笠間直穂子さんの「フランス小説の漫画化をめぐって」  

ご恵投いただきました。

白百合女子大学言語・文学研究センター編『芸術におけるリライト』(アウリオン叢書16、弘学社)

IMG_2018.jpg

アマゾンはもとより、ネット上にあまり情報が出ていないのですが、以下のサイトで目次の確認ができます。
http://kasamashoin.jp/2016/06/16_7942017.html

2015年に同大学で行なわれたオムニバス授業がベースになっているそうですが、さまざまな芸術における「リライト」の問題を扱った論集です。

この中に、翻訳家・フランス文学研究者の笠間直穂子さんが「フランス小説の漫画化をめぐって」という論考を寄稿されています。小説のマンガ化は日本にもたくさんあることかと思いますが、バンド・デシネにおいても同様でして、この論考はその問題を扱っています。笠間さんはこの中で、フランス小説のバンド・デシネ化の概要を紹介した上で、「文学作品を漫画化した場合の「忠実さ」のあり方」と「原作である文学作品の価値と、それを元に生まれた漫画作品の価値は、どのようにして両立する(あるいは、しない)」のかに着目しつつ、3つの具体例を紹介します。ステファヌ・ウエ『失われた時を求めて』(邦訳あり。白夜書房、第1~2巻、2007~2008年)、ポージー・シモンズ『ジェマ・ボヴェリー』、ダヴィッド・B、エマニュエル・ギベール『深紅船長』。今までこういう切り口でバンド・デシネを紹介した文章はなかった気がします。知らない作品も多々紹介されていて、とても勉強になりました。入手が簡単ではないかもしれませんが(図書館で探すか、版元の弘学社に問い合わせるか…)、ご関心がある方はぜひ読んでみてください。

僕自身はほとんど小説リライトのBDは読んだことがないのですが、ある意味衝撃だったのはフィリップ・ドリュイエによる『サランボオ』でしょうか。以下のページの右のほうに「Planches」というボタンがあって、そこをクリックすると何ページか見られます。
http://www.glenatbd.com/bd/salammbo-l-integrale-9782723479912.htm
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